全力宣伝班 2018年10月期 レポート

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本レポートは活動結果の要点のみをまとめたものです。会員の方は「マンガ新連載研究会 班活動記録」から詳細な発表動画、及び発表資料を見ることができます
マンガ新連載研究会 班活動記録

「全力宣伝版による宣伝Tips集」

『全力宣伝版』とは、何か?

それは一ヶ月間、作家が全力で宣伝をしてみることにより、どういった宣伝手法があるのか確認し、また、宣伝でどのくらい売上が変わるのかを確認する班活動である。

漫画家も宣伝を避けられない、このご時世。
「宣伝は漫画家の仕事なのか?」「出版社がやるべきでは?」という話はある。
あるが、それはそれとして、漫画家自身も宣伝できた方が絶対に良いのである。
だって、編集部と仕事するだけが漫画家のワークスタイルじゃないからね。
自分で宣伝できた方が、単純にやれることの幅が広がる。

さて、当班の議論、実験により、宣伝上有効と思われるいくつものTipsが得られた。
ここではその幾つかをご紹介しよう。

Tips1 ツイッターで作品アカウントを作れ!

「自分のツイッターアカウントを持っているけど、作品の宣伝をするのに躊躇しちゃいます」
「たくさん宣伝したら迷惑なんじゃないかな、って思っちゃいます」

そんなあなたにはこれ! 作品アカウントを作るのだ!


※実際に作られた班員の作品アカウント

これの何が良いって、「作品アカウントが作品の宣伝をすることは当然」なのだ。これなら遠慮なく宣伝ができるぞ。そして、あなたは作品アカウントの宣伝をRTすればいい。そのRTをするのは作家として当然の作業なので、なんら気兼ねする必要はない。

Tips2 長文ツイートをしたい時には画像ツイートだ!

「宣伝したいけど、長文ツイートを連投したらTL汚しが怖い……」
「ミュートされそう」

そんなあなたにはこれだ!

SS名刺メーカー
https://sscard.monokakitools.net/bunkobg.html

これを使えば、あなたの思いの丈を綴ったアツい長文も画像形式になって1ツイートに収まるのだ!

この通り、私の作品宣伝ツイート(小説版の掲載)も1ツイートで収まるぞ! 内容がちょっとアレなのは、この際、気にしないで頂きたい。

Tips3 クラウドファンディングの効果的宣伝方法

まずは上記のツイートをご覧頂きたい。

これは、当班の清水しの先生が以前にクラウドファンディングを行った際のツイートだ。
清水先生は様々な告知・宣伝方法を試したが、その中で最も支援者の獲得に繋がったのが、このツイートだったのである。

漫画で大切なのは、キャラクターの感情を読者に追わせることである。
だが、それは漫画だけの話ではない。商品の購買に至るまでの消費者の心の動きにも、やはりストーリーは大きな力を持つ。

この例で言えば、読者は清水先生というキャラクターの心情の変化を追うことができる。
つまり、そこにはストーリーが生まれている。

このツイートを通し、読者はクラウドファンディングという行為にストーリー性を感じた。
清水先生の綴るストーリーの中に「支援者たる自分」を位置付けた。
読者は支援を通じてストーリーに介入する力を得たのだ。
それこそが支援に繋がったのだと思う。

己の心情を追わせる。
傍観者をストーリーの「登場人物」へと組み込んでいく。
クラウドファンディングの要点はまさにそこではないだろうか?

もちろん、このツイートは漫画表現も駆使されており、誰もが簡単に真似できるものではない。
だが、「何が肝要か」という点さえ押さえておけば、あなたなりのやり方が導けるのではなかろうか?

なお、清水先生のクラウドファンディングは無事に成功し、現在、『狼少年は嘘をつかない question』はマンガトリガーなどで復活連載中である。

雑誌で打ち切りになっても、クラウドファンディングと電子媒体の力で、過去のあの作品が甦る。続きが描ける。そんな時代が来ているのだ……!

作家自身に宣伝ができれば、こんな可能性だって目の前に開かれる。
これこそが、まさに今、作家自身が宣伝を頑張ることの意味であり、意義であると言えよ

おわりに

いかがだっただろうか?

当「全力宣伝班」では他にも以下のような議論・実験が行われた。

  • フォロワーの増やし方(一ヶ月で140フォロワー増の実績あり)
  • 新聞の書評欄を狙った作品の送り方(編集者による具体的アドバイス付き)
  • 既刊同人誌をまるまる無料公開した場合のフォロワー数の変化
  • 作画配信のモノクロ/カラーでの有効性の違い
  • ツイッター広告の活用法
  • メディアでのニュース化による告知戦略
  • クラウドファンディングにおけるリターン設定戦略
    etc..

詳しくはマンガ技術研究会に入会し(月額2000円)、全力宣伝班の発表動画、及び資料をご覧頂きたい。

大事なことは、今回の全力宣伝班はあくまで「一ヶ月、宣伝をがんばってみた」というキッカケに過ぎないということだ。
宣伝活動はこれで終わりではない。私たちは常に宣伝し続けるし、様々な手段を試し続けるし、その有効性は研究会の中で共有されていく。

マンガ技術研究会は、作家活動を切磋琢磨していきたい方のご入会をお待ちしています。

文章:全力宣伝版 リーダー:架神恭介

マンガ技術研究会の「班活動」とは?

少人数の班を作り研究・発表していきます。
班の構成員は6名、期限は一ヶ月を上限とし、それぞれのテーマを議論し、次回の定例研究会にてプレゼンを行います。班リーダーは研究会後にHPで全体公開するためのレポート記事(テキストor漫画)を発表します。班リーダーにはコンテンツ制作費として謝礼が支払われます。(班の構成員を6名にし、一ヶ月単位でメンバーを新しくすることで、「一部の仲の良い人達だけが話してる」状況を改善していきます)

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